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整骨院・接骨院での「予防施術」も進み始めています!

整骨院・接骨院での「予防施術」も進み始めています!

肩や腰に痛みが現れたときに来院してもらい、施術によって痛みを緩和させる……従来の整骨院・接骨院ではそのような施術が多い傾向でした。しかし、高齢化社会になり、年をとってもひざや腰の痛みを抱えることなく、なるべく快適に生活することを目指す人が増えています。また、一度完治した痛みを再発させないように気を使いたいという人も多いでしょう。

そこで、痛みが出てからの施術とは別に新しい施術法として「予防施術」が注目されています。予防施術とはどのようなものなのでしょうか。そして、もし施術メニューに加えるならばどこからはじめたらいいのでしょうか。その目的と内容について解説していきます。

1.施術したのに…。痛みが戻ることは少なくない?

せっかく整骨院・接骨院で施術をして快適になったにも関わらず、数日後、もしくは数週間後に痛みがぶり返してきたと再来院する患者さんはいませんか。いくら施術しても、何度も来院するとなると院側も時間を取られますし、患者さん側から見ても複数回に渡る来院を手間だと感じるかもしれません。なによりも「治らない」ことは整骨院・接骨院の信用にも関わります。

「何度も施術するのに痛みが戻ってくる」という患者さんにはどのような特徴があるのでしょうか。まずは、生活環境に問題がないか を患者さん自身から聞き出してみてください。例えば、オフィスで座りっぱなしで同じ姿勢を取り続けていたり、寝返りを打てないソファで寝るクセがあったりするということも考えられます。また、生活環境や習慣で痛みが取れにくいということもあるでしょう。

さらに、生活習慣に関わることでもありますが、運動不足 だと痛みが繰り返すということもあります。運動不足から筋力不足になり、ひざの痛みや腰の痛みなど全身の不調につながる傾向です。スポーツ選手 の場合も、一度足や腕を痛めたら、その故障を繰り返してしまうことは少なくありません。もし、生活環境や習慣、続けているスポーツのために痛みが取れにくいというならば予防施術の出番といえるでしょう。

2.いちばんは痛みが出ない身体をつくること!

生活環境や習慣で痛みが取れにくいという場合、痛みを取る通常の施術だけでは根治することはできないかもしれません。いちばん大切なのは、はじめから痛みを出さない身体をつくることです。これが予防施術といわれるものですが、予防施術は揉んだり押したりする手技だけではありません。体操を促したりすることや身体によくないと思われる生活習慣の見直しを考えていくのも予防施術に入ります。

もしこれから経営する整骨院・接骨院の施術メニューを増やしたいと考えているのならば、ぜひ予防施術に関するものを取り入れてみることをおすすめします。また、一度でも痛みの施術で関わった患者さんには、定期的な身体のメンテナンス を呼び掛けてみてはいかがでしょうか。問題がなくても数ヵ月に一度は来院してもらい、揉んだり押したりの施術とともに生活習慣の聞き取りを行ってみるといいでしょう。

その状況に合わせたアドバイスで患者さんの痛みを出さないようにすることが可能です。さらには整骨院・接骨院の経営面から見ても、定期的に来院する患者さんを増やすことで経営の安定化も図れるのではないでしょうか。

3.ストレッチや筋トレを推奨して痛みの出にくい身体作りを

予防施術を行うことは決めたとしても、どのようなメニューを準備するかは重要です。手技の施術メニューを充実させるのもいいのですが、ストレッチ・筋トレのメニューを加えることもぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

最近はブームもあり、ストレッチや筋トレ をはじめたいという人が増えているようです。しかし、自己流のストレッチ・筋トレでは反対に身体を痛める可能性もあります。整骨院・接骨院で専門家の指導を受けられるとあれば、患者さんへの訴求効果は非常に高いのではないでしょうか。

当然ですが、身体の痛みがある人は痛みを取る施術が先です。ただ、もしストレッチ・筋トレメニューまで準備している整骨院・接骨院ならば、「痛みを取る施術~筋トレ・ストレッチ指導・痛みが出ないように生活習慣指導~痛みの出ない身体の完成」と、一時の施術だけでなく、患者さんと長いお付き合いができることも期待できます。

整骨院・接骨院でストレッチや筋トレまで指導するとなれば、専門の指導員の配置、ストレッチを行うスペースの確保など課題も多いかもしれません。しかし、同じ地域で長く経営していくこと、そして多くの患者さんとの長いお付き合いを求めるのならば検討するに値するでしょう。

4.まとめ

整骨院・接骨院で予防施術を取り入れることのメリットについて解説していきました。最近の健康ブームのおかげで、現在は何も症状がなくても、これから身体の痛みが出ないように予防に力を入れる人も増えてきています。

これからの整骨院・接骨院経営では痛みを取りたい人だけでなく、「今症状がない人」「治った後再発を恐れる人」にも焦点を当てていくことが必要だといえるでしょう。そのためには、手技での施術メニューの充実はもちろんのこと、患者さんの生活習慣の聞き取りとアドバイスができる人材作り、ストレッチ・筋トレ指導のできるスペース作り・人材確保も大切になってくるでしょう。

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