>  > やわらbizジャーナル編集者のもとに患者照会の回答書が届いた

やわらbizジャーナル編集者のもとに患者照会の回答書が届いた

やわらbizジャーナル編集者のもとに患者照会の回答書が届いた

保険者から受診内容回答書が届きました

先日、筆者個人のもとに整骨院での受診内容を確認する回答書が届きました。いわゆる患者照会というやつです。整骨院の先生から回答書に関する質問を受ける機会は何度もありましたが、実際に自分のところに回答書が届いたのは今回が初めてです。

この回答書をよーく見てみると今まで深く考えたことがなかった点や、患者さんの目線で考えると少しわかり難いと思う箇所が見えてきました。

今後整骨院の先生方が正しく患者さんに案内できるように、今回は届いた回答書をもとに個人的に気付いた点について書いていきたいと思います。


※この回答書は実際に届いた実物ではなく実物を再現したものです。

回答書はわかり難い

今回私は急な動作による背部の痛み「ぎっくり背中」で整骨院に通院したのですが、回答書には「ぎっくり背中」という文言は1つもありません。「ぎっくり腰」や「ぎっくり背中」は先生と患者さんの間でもその言葉で伝わってしまうことが多いので、わざわざ「これは腰部捻挫(背部挫傷)ですね。」と説明しない場合も比較的あると思います。

しかし、なにも知らない患者さんからすると「ぎっくり腰」=「腰部捻挫」という認識にはならないのが一般的ではないでしょうか。そのため、今回のような回答書が来ると少し判断に困ってしまう、間違った回答をしてしまうことが考えられます。

さらに、項目の中に「日常生活における単なる肩こり、腰痛」という選択肢があることから「ぎっくり腰(背中)」はもしかするとこの項目に当てはまるのではないかと誤認してしまう可能性もあります。当然それに丸をつけてしまうと返戻になってしまうので、患者さんにとっても整骨院にとっても手間になってしまいます。

 

整骨院ではよりわかりやすい説明が必要

柔整師からすると当然わかるようなことも患者さんはわからない、判断に困るものが多々あります。

上で紹介したもの以外にも、回答書は通常通院から何ヶ月か経過した後に届きます。そのため、記憶があいまい、もしくはもらった領収書を紛失するなどして正確な日数や金額がわからなくなってしまうこともあります。

また、回答書の選択肢がわかりにくいもの、例えば、「どこで痛めたかの項目で業務時間中に怪我をしたが、仕事の業務が直接その負傷の起因とならない場合はどれを選択すればよいのか」などは患者さんには判断できないかと思います。
業務で同じ姿勢をとり続けたために起こった非災害性のものに関しては整骨院の先生でも判断に迷われるところではないでしょうか。

このような回答書に関して正しい回答をしてもらうことは正直不可能と言わざるを得ませんが、それだけ保険者も不正な請求を減らそうとしている表れだと考えることもできます。

 

「ぎっくり腰」=「腰部捻挫」の例などは事前に説明することで防げるパターンだと思いますので、普段の施術内容の説明からもう一歩踏み出して、誰でもわかるように意識して説明をすることも必要かもしれません。

関連記事

【2018年版】不正請求で罪に問われた報道をまとめました ~part3~

【2018年版】不正請求で罪に問われた報道をまとめました ~part3~

交通事故保険金詐欺で懲役2年8月の実刑

交通事故保険金詐欺で懲役2年8月の実刑

【2016年版】不正請求で罪に問われた報道をまとめました ~part2~

【2016年版】不正請求で罪に問われた報道をまとめました ~part2~

【2016年版】不正請求で罪に問われた報道をまとめました

【2016年版】不正請求で罪に問われた報道をまとめました

柔道整復師の無料メルマガ

「柔整業界の最新情報」や「整骨院経営者の方へのお役立ち情報」を配信していきます。



 

セミナー