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何にいくらかかる?整骨院の開業費用の内訳

何にいくらかかる?整骨院の開業費用の内訳

接骨院の開業には、意外と多くの費用が必要です。自身の院を持ちたいという夢を叶えるためには、ある程度の資金調達や経費に対する知識が必要となります。今回は、接骨院の開業にかかる費用についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。


開業する前に必要な費用

開業に必要な費用は、1000万円前後と言われています。これは、個人で準備するには大きな金額であるため、資金調達には十分な計画が必要です。

1000万円の中で主に必要な費用は、土地や建物の賃貸料など、院そのものの「場所」にかかるものと、院内の「設備」に対する投資があります。

建物や土地にかかる費用は、院を開業する場所によってそれぞれですが、いずれも契約によって初期費用が大きく変わります。単に家賃をみれば良いだけではなく、保証金として家賃半年~2年間分を契約で要求される場合があります。また、オープンまでの間内装を整える期間が必要ですが、この間も賃料は発生します。内装工事費と賃料、初期契約費が重なる上に収益の発生しない期間が、オーナーにとって最も負担が大きいでしょう。

設備投資費は購入・リースいずれを選択するかによって変動します。リースであれば初期投資費用を抑えることができますが、途中解約ができないものや破損の責任が全て使用者側負担になるものもありますので、契約書は熟読する必要があります。


開業してからかかる施設維持費

開業してからかかる費用は、家賃や水道・光熱費、通信費などの固定費とスタッフ人件費が主な維持費となります。加えて、月々変動する広告費や事務費なども必要です。さらに、開業のために借り入れた調達資金の返済も忘れてはいけません。こうした費用を合算し、開業してから月々どのくらいの費用が必要なのかをシミュレーションした上で、その金額を上回る利益を目指せるように料金体系を設定すべきです。

たとえば、家賃が40万円程度の院を開業し、月30万円のスタッフと10万円のバイトをそれぞれ1名、オーナーの人件費を40万円と見積もった場合、光熱費や変動費、利息なども合算すると150万円程度の出費が月々見積もれます。これはあくまで見積もりの例ですが、この金額を下回れば赤字ということになります。


開業費用を適切に計上して節税しよう!

「開業費」とは、開業するために必要とした資金を指します。確定申告の際、開業費として計上できるものは意外と多く、知識の有無によって節税金額が大きく変わります。

開業費に含まれる内容は、土地や建物の賃貸料、通信費、光熱費などの開業施設に関わる費用はもちろん、広告宣伝費や打ち合わせ飲食代金、名刺や印鑑など必要なものの購入費も含まれます。

開業費に対する厳密な期間の設定はないので、開業日以前に開業準備のために必要とした経費も遡って計上すると節税につながります。また、開業費は「繰延資金」として次年度以降に分けて計上することも可能です。5年間の売上をみながら、納税が多くなる年に任意償却する方法をとれば、さらなる節税効果が期待できるでしょう。

こういった費用や経営に対する質問は、全国柔整鍼灸協同組合で窓口を設けています。その他、過去に開業したことのある先輩など、コミュニティを活かして相談するのも手段の一つです。
事前に開業費や維持費に対する知識を身に着けておくことで、費用そのものを軽減できる部分が多くあります。大切な自院の収益を維持していくために必要な準備として、出費について学んでおきましょう。

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