>  > 顧客の紹介システム、どこまでが合法でどこからが違法?

顧客の紹介システム、どこまでが合法でどこからが違法?

顧客の紹介システム、どこまでが合法でどこからが違法?

新たな顧客を獲得する場合、一番効率が良いのは友人知人や既存顧客から紹介してもらうことです。企業によっては謝礼として紹介者にお金を支払うところもありますが、ビジネス目的で紹介してもらうことは違法に当たるのでしょうか?今回は、顧客紹介が合法か違法かについて考えてみます。

 

 

顧客紹介は基本的に悪いことではない

「お客様からの悩み相談を受けたが、その分野は不得意なので知り合いの業者を紹介する」この場合、「法律上、問題はないのか?」と気にされる業者もいます。実際には、紹介先が違法業者でない限り、法律上のペナルティを受けることはありません。


紹介行為において発生する謝礼が媒介行為に相当するかどうかを気にされる業者もいます。媒介が規制を受けるかどうかは、紹介先が規制対象の業者であるかどうかが問われるため、すべての媒介が問題となるわけではありません。支払った紹介料を接待交際費の名目で計上するなど、税務上の取り扱いさえ間違えなければ、顧客紹介行為が罪に問われることはないでしょう。

 

 

さまざまな業界で見られる顧客紹介

もともと、ビジネスの世界で顧客を紹介してもらう慣習は存在しました。エステ・美容院・フィットネスクラブなどの友達紹介制度がそうであり、携帯電話の家族割引きなども、広い意味での紹介ビジネスです。これらの制度やサービスを利用すれば割引きや豪華なプレゼントなどさまざまな特典が付いてきますが、違法性を理由に摘発を受けた業者はありません。つまり、合法と言うことです。


自動車を購入した人は、その会社から車検を手頃な料金で引き受けてくれる自動車整備工場を紹介してもらった経験はないでしょうか?自動車代金は新車購入費用を払えばそれで終わりではなく、車検費用を含む維持費がかかります。お得な自動車整備工場の利用はユーザーにとってもメリットがあるのは言うまでもありません。違法性さえなければ、こうした業者間の連携は推奨されるべきでしょう。

 

 

違法になるのは紹介そのものではなく、他の部分

違法性が問われる紹介行為もなくはありません。上記で説明した通り、金銭を授受する媒介に該当し、かつ媒介の法規制を対象とする業者が介在すれば、違法と見なされる可能性が高いです。


たとえば、弁護士の周旋は弁護士法で禁じられています。銀行代理業の許可も、銀行法によって規制されているため、安易に融資先を紹介して謝礼をもらってはいけません。顧客紹介行為に違法性があるかどうかは、個別ケースごとに見て関係法令を確認し、適切に判断することが重要です。

柔道整復師の無料メルマガ

「柔整業界の最新情報」や「整骨院経営者の方へのお役立ち情報」を配信していきます。



おすすめ