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サービスの質・従業員の負担を考え、守っていきたい「3対1」の比率

サービスの質・従業員の負担を考え、守っていきたい「3対1」の比率

介護施設などのパンフレットには、「3:1」や「2.5:1」などという文言を見かけることがあります。


これは、施設の介護職員と看護職員を合わせた人数と、施設で暮らす要介護者との比率について、基準が設けられているからです。
また、要支援の利用者については、10:1以上であることが定められています。3:1の基準や、ルールについて詳しくみていきましょう。

 

【利用者:職員=3:1のルール】

労働保険法が定めた特定施設において、職員の配置は要介護、または要支援2の入居者3人に対して最低1人の職員を配置するように明記されています。


書類などでは、この比率を「3:1」または、「2.5:1」と表記しているのです。人員体制によって、サービスの質や内容も変わってくるため入居前には、しっかりと確認しておくようにしましょう。

 

【30人のフロアに職員5人だけ?】誤解されがちな3対1基準】

では、100人の入居者が暮らしている老人ホームには、34人以上の職員がいるのでしょうか?


実際に老人ホームを訪問してみるとわかりますが、24時間常にこのように多くの職員はいません。せいぜい10人程度が一般的ではないでしょうか?


「3:1」という職員の配置には「常勤換算」という計算方法を使います。


これは、入居者:常勤スタッフが3:1の割合になれば特定施設の基準を満たしていることになります。つまり、入居者100人程度の施設の場合、34人程度のスタッフを雇い、早番、日勤、遅番、夜勤などのシフトを組み交代で勤務をすればよいという事になります。


「3:1ルール」は常に24時間3:1で介護してくれるというものではないため、入居時には誤解のないように注意しましょう。

 

【実際は3対1でも大丈夫】

施設によっては、「2.5:1」や「2:1」などの人員体制で基準よりも高い人員基準を設定している施設もありますが、その分人件費がかかるため利用者が負担する入居時の金額や、月額利用料が高くなってしまいます。


このように手厚い介護を受けられる一方入居者の負担は増すというデメリットもあります。実際には、3:1の人員体制で入居者が困ることはほとんどなく、十分快適に過ごせるでしょう。


手厚い介護を入居者に提供してくれるのは有り難いことですが、必要以上の介護となるため、利用料や、入居時にかかる費用などを比較しながら慎重に介護施設を選ぶことが重要です。


入居者が毎日を快適に過ごせるためには、どんなサービスが必要になるのか、一人一人違ってきます。自身に合った施設選びのためにも「3:1ルール」は覚えておきましょう。

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