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放課後等デイサービスには、どんな子どもが通っているの?

放課後等デイサービスには、どんな子どもが通っているの?

前回、放課後等デイサービスを開業した際の報酬をご紹介させていただきましたが、実際に放課後等デイサービスにはどのような子どもが通っているのかを知ることで、放課後等デイサービスをよりイメージしやすくなるかと思います。今回は、障害特性について理解していきましょう。

 

発達障害とは…

①知的障害

その文化圏における同年代の子どもと比較し、知的機能及び適応能力が明らかに遅滞している状態です。18歳までに明らかになります。

また、その程度はIQ及び適応能力により軽度・中度等・重度・最重度に分類されます。知的障害は、個人の絶対的特性ではなく、周囲の環境や文化との相互作用により左右されるため、環境を変えることで、適応を促すことができます。知的障害の基準の一つである知能指数の程度として概ね70以下とされています。

 

②自閉症スペクトラム

社会的なコミュニケーションに困難があり、限定された行動、興味、反復行動、感覚過敏などの特徴があります。

実際に自閉症スペクトラムの行動の事例をあげると、「赤い鍋」を熱いから触らないようにと注意されても「白い鍋」や「銀の鍋」は触ってしまい、「鍋という物」全体への飛躍が難しい場合や、右手に傘、左手に荷物を持ち、心の中では右足、左足と唱えながら歩いていたらいっぱいいっぱいになってしまい、友達に声を掛けられたけど結果的に無視する形になってしまったなどという経験をした子どももいます。

 

③注意欠陥多動性障害(ADHD)

不注意、多動性、衝動性が主たる症状で実に多様です。ADHD単独で診断を受けるケースが全体の30%程度で、それ以外は学習障害(LD)、うつ状態、言語障害等の併存障害があると分かっています。

また、成長とともに多動性は改善される傾向にありますが、50~60%のADHD児が成人期になっても課題を持ち越します。ADHDの症状は、本当の子どもの姿を見えにくくする殻のようなものです。忘れ物をしたくなくてもしてしまう、授業中に立ち歩きたくなくても立ち歩いてしまう…などと、子どもも自分自身の行動に悩み、自分自身の性格に問題があるのではないかと責めてしまうということもあります。

 

④学習障害(LD)

全体的な知的発達の遅れはありませんが、聞く、話す、読む、書く、計算する、又は推論する能力のうち、特定のものの習得と使用に著しい困難がある状態です。個別の成績が年齢、知的水準よりも低く、学業や日常生活が著しく妨げられる状態の場合に、学習障害とされます。

 

支援の工夫

ご紹介したとおり、障害には色んな種類があり、特徴も様々です。例えば自閉症スペクトラムの子どもに対しては、大切なことはあえて小声で話したり、何かを説明する際は、曖昧ではなく具体的に説明するなどの支援の工夫があります。ADHDの子どもには、集中力を持続できる短時間の指導を行ったり、“終わり”を明確にするなどの工夫が必要です。

このように、その子どもの状態に合わせて支援を行うことが大切です。

 

放課後等デイサービスの運営のカギは、利用者様ひとりひとりの障害の特徴をつかみ、どのような対応が望ましいのか常に考えながら支援することです。具体的に放課後等デイサービスの開業を考えている方は、開業支援や運営支援を行っている会社に一度相談してみると良いかもしれません。

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